「サルシカ新米収穫祭2017・その1」第613回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年09月25日(月)14:15

なんと5回目の新米収穫祭である。

2013年からはじまったサルシカの米作り。
もう5年も続けてきたのである。
驚きなのだ。

が、このイベントであるが、今年が最後になるかも知れない。

休耕地をひとつでもなくしたい。
農業と地域の未来をつなぐ、可能性を見いだせるキッカケになればとはじめた米づくり。

いろいろ大変なこともあったけれど、自分たちで米を収穫するのは楽しいし、おいしいし、そしてみんなに助けてもらって続けてくることができた。

が、このサルシカ田んぼに関連する地域の人から、本当に心ない言葉をもらって、もうここで米をつくっていく気持ちが萎えたのだ。
相手に悪気はなかったのかもしれない。
でも、我慢ができなかった。

時間とお金と、それこそたくさんの人の労力を借りて田んぼをやってきたのだ。
儲かるどころか大赤字。
でも、収穫の楽しみと気持ちだけで続けてきたのだ。

なのに本当にひどいことを言われた。
わたしは怒りたくないし、これ以上気分を悪くしたくない。
だから選択肢として「やめる」のだ。
サルシカ第一田んぼでの米づくりは今年でおしまい。

まあ違う場所でやるかも知れないけれど、しばらく米作りはお休みの予定だ。

いきなりつまらない話で申し訳ない。
てなわけで、サルシカ収穫祭2017なのである。

サルシカ秘密基地での久しぶりのイベント。

なのに片付けは当日の朝(笑)。
中谷の父ちゃんと汗だくになって掃除をしてレイアウトを考えた。

窯も出して、薪も割って準備万端!

谷和美がうなぎを持ってくるというので、炭火も起こしておく。
新米に焼きたてのうなぎをのせてハフハフ食べるなんて夢のようではないか!!

今年の新米!!
洗ってあとはみんなの到着を待つばかり!!!

午前11時。
だんだん人が集まってくる。

開始はお昼からだけど、みんな準備を手伝うために早く来てくれるのだ。
ありがたやありがたや。

午前11時半。
第一弾の羽釜に火を入れる。

すると、そこに谷和美がうなぎを持って登場。
まず骨をこんがりと焼く。
それをタレに投入し、さらに出汁とコクをとる。

「みさとの学校マルシェ」でも2日にわたってうなぎを焼いてくれ、もはやみんなから、
「うなぎの谷和美」とか、
「ヌルヌル谷和美」とか、
「うなぎ好きの谷和美」などと呼ばれるようになり、
なぜかそれをひとまとめにすると、「うなぎ好きの好きものの谷和美」ということになってしまい、なにやら鼻息の荒いオンナと思われがちのようである。

彼女の名誉のために言っておくが、決して谷和美はヌルヌルしていない。
男のようなオンナだ(笑)。

ごはんの炊きあがり時間に合わせ、うなぎの身も焼く。
ええ匂いがしてましたで〜!!!
たまりまへん!!

参加者も増えてきて、テーブルに「ごはんの友」がどんどん並ぶ。
このイベントに参加するためには、自分がこれだと思う「ごはんの友」を1品持ってこなくてはいけない。
それをみんなで分け合い、あれこれ言いながらわしわしと白米を食べるのだ。

こちらは、今年から「キャンプバー・ランタン」のマスターになり、イベントにめっきり参加できなくなったマスターみずのっちの煮玉子。

滋賀から徳田さん夫婦、そして新たなお客さんがやってきたが、彼らの1品はみな佃煮(笑)。
滋賀県民は佃煮が大好きなのだ。
たぶんそうなのだ(笑)。

さあ、いよいよ1回目のごはんが炊きあがる〜!!!!

みんなスマホを持って集まる集まる(笑)。

「炊けたど〜!!!!」

この日ばかりは釜ジイをつとめる中谷の父ちゃんが吠えた。
香ばしいにおいが漂う。

さあ、いただきますだ!!!!!

(次回につづく)